(定年より1ヶ月が経った。もちろん、10日間ほど旅行していたが、定められた事に従って、仕事をする、 と言うことから、略、開放され(日曜日を含め週3日間、教会に行っている)、自分で自分の時間を自由使えることの、醍醐味が 少しずつ、分りかけて来ている。退職の「先輩」から脅されていたことであるが(^^)、電話が繋らなくなった。 メールも急減した。このことで、退職の現実を実感している。しかし、こうして精神的にも開放され、 のんびりと旅行メモを書ける余裕も出てきた。) 会議は木曜日の朝。朝食と共に終わり、会議で知り合った多くの方々と、来年まで、と挨拶しつつ別れて、 ブラジル・メソヂスタ教会の友人と、ホテルに置いてあるパンフレットの日帰り旅行に出かけた。 実はその日の夜のフライトが取れず、ブラジルへは金曜日の夜、出発することになっていた。 行き先はプラハから150キロ離れたKARLOVY VARYという霊泉の温泉街である。 プラハまでは出かけられた方も多いだろうが、この温泉まで出かけられた方は少ないと思い 書いてみた。 |
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生憎の雨の中を高速道路に入り、ボヘミア平原を2時間走った。緑に見えるのは 牧草ではなくビールの原料との事であるが、ホップなのか、大麦なのか聞き漏らした。 |
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土産物屋とホテル、レストラントで一杯の温泉街。どこでも人間は温泉につかり 美味しいものを食べて、土産物を買い、親族知人にお裾分けをするのであろうか。 |
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カール4世が狩の途中に見つけた山間の温泉がこの町の起源といわれる。 |
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私の後ろで吹き上げているのは温泉の源泉である。 |
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源泉は一つではなく、観光客は町で売っている容器を片手に温泉を飲み歩いている |
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取っ手のように見えるところから、温泉水をチュウチュウ 飲む。町を歩く観光客の多くは これを持ち歩き、あちこちの源泉から温水を飲む。 |
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建物のほとんどはホテルである。ヨーロッパ各国から湯治客が来るという。 パンフレットによれば、各ホテルに湯治の施設があり、専門家の指導で湯治を するという。もちろん、温泉プールはあるが、日本のような大浴場はない。 ブラジルにも温泉があるが、やはり同じような仕組みで、日本の温泉のような 風情はない。でもせめて2−3日ぐらい滞在する事ができれば、と思う。 今度は二人で戻ってみたい場所になった。 |