着いたのが10月3日でまだまだカナダには寒さが到来していなかったがそれでも朝夕は摂氏3−4度迄下がっていた。
11月から翌年の3月末までの約半年の厳しいカナダの冬の生活をビデオで見て、正直こんな寒さの厳しい所での生活は出来ないと思った。
トロントはそれほどでもなかったが、オタワ、ケベック、モントレオールでは話されている言葉がフランス語が中心で、英語が通じにくい所もあった。
カナダは移民の国とは知っていたが、中国人の進出は想像以上でガイドの説明では40万人とのことで、サンパウロの日系人を思わせた。
 (ナイヤガラ近くの町)
 ナイヤガラのカナダ滝
ナイヤガラの滝はイグアスーの滝を知るブラジル在留者には、感激はなかったが観光地としてははるかに整備されていた。
英仏の文化や習慣の確執は想像以上で、十数年前、国民投票でケベックを中心とするフランス語地方の独立が僅かな差で否決され、今は経済問題で独立派が力を失っているが、それでもまだ20%前後の国民は独立を主張しているとのことであった。
自由時間に訪ねた博物館で生まれて初めて、エスキモーの歴史と文化、宗教遺物を中心とする作品に接し夫婦そろって感動した。
澄子・宏
   
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