私たちの教区と中央ペンシルヴァニア教区が姉妹教区を締結することとなり、ペンシルバニア州に出張しました。 ペンシルヴァニアの州都ハリスバーグから50キロほどの所に、ランカスターというこじんまりした町があり、そこの聖ヨハネ教会に出向き、近郊の牧師・信徒代表の歓迎会に出席したとき、思いもかけない人に出会いました。 一人一人に英語で挨拶しているとき、「主教さん、ようこそお出でくださいました」と流暢な日本語で挨拶される方がありました。ハナマンさんと奥様でした。 ハナマンさんが日本に行かれたのは1960年ぐらいで、私が渡伯したのは1962年で2年間ほど、学生であった私と立教で一緒だった(立教で英語を教えておられたとのこと)はずであるが、もちろん面識はありませんでした。しかし、首座主教秘書としてのハナマンさんのお名前はよく存じ上げていたので、出会いを感謝いたしました。今はランカスターの町外れのクエカー経営の有料老人ホームにご夫婦でお住まいとのことでした。日本からお帰りになって4年間、お父様(同教区の元補佐主教)が牧会されていたハナマンさんの母教会の聖ヨハネ教会の教会委員として、活躍されているようでした。 翌日、再び昼食を共にしてからハリスバーグの大聖堂まで車で送っていただきました。 なんとその車の番号が「NSKK]!(同州では自分の好きな番号を車の番号として登録できるとのこと) ハナマンさんも奥様もいたってお元気で、来年にはサンパウロを訪ねてくださるとの約束を得ました。 サンパウロ 伊東 |