サンパウロ教区速報 115 - julho 06


ブラジル聖公会首座主教D. Orlando, 伊東ヨーク大主教John Sentamu

アメリカ聖公会総裁主教Frank Griswold


 

1.    教区主教中央ペンシルバニア姉妹教区訪問後、米国聖公会総会に出席

 

姉妹教区のマイクル主教の招待を受け、伊東主教は6月9日訪日、ハリスバークで姉妹教区委員会に出席、意見を交換後、6月11日聖ステパノ大聖堂での2回の礼拝で説教をされた。また同教区主教の要請を受け、同大聖堂の5人の青年に堅信礼を授けられた。その後、マイクル主教夫妻と共に、米国聖公会が開催されるコロンバスに移動し、同市で開催された米国聖公会総会にゲストとして参加した。

 

Biso Michael と同夫人,Mrs. Elisabeth

 

D. Hiroshi, 大聖堂ディーン Churchill 執事 Patrick 

 

米国聖公会総会は3年毎に開催されるが、今回はオハイオ教区のコロンバス市のコンヴェンシオンセンターで開催された。会議には米国聖公会の約200人(退職主教を含む)と約20人の世界の聖公会から招待された大主教、主教が参加した。また総会では9年目の任期の切れる総裁主教の選挙が主教会で行われ、聖公会の歴史で初めて女性の女性主教が選出され、直ちに聖職・信徒代議員総会に選挙結果が送られ、主教会での選挙が承認された。キャサリン新総裁主教はネバダ教区の主教で52歳。既婚者で結婚された一人の息女がおられる。1994年に執事・司祭按手を受けられ、2001年にネバタ教区主教になられた。同主教は献身されるまでは海洋学者として活躍され、海洋学博士であるほかPhDの学位も保有されている。

 

     

アメリカ聖公会主教会議(左の写真は傍聴席から)

 

米国聖公会総会は国会の2院制度と同じく、主教会議と聖職・信徒代議員総会が並行して開催される。また双方の会議は傍聴者に開かれており、だれでも傍聴しうる。日本聖公会からはこの度、首座主教に就任された植松誠首座主教もゲストとして出席されておられた。次のサイトに他の写真を掲載:http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/5266/

 

各教会便り

 

2.    聖パウロ大聖堂での「恋人の日」

 

大聖堂では「恋人の日」を記念して晩餐会を開催した。約200人の夫妻・婚約者が参加。盛大にその日を祝った。その全ての収益は大聖堂が経営する貧民窟の保育所の改築に当てられる。現在、二つの保育所には130人の幼児が教育を受けている。

     

          Rev. Aldo Quint em preleo durante jantar

 

 

 

     

                         保育所の子供たち

 

   ペレイラ市の聖アンドレ教会を北米姉妹教会の聖ヨハネ教会牧師・青年が訪問

 

ペレイラ市の聖アンドレ教会は、姉妹教区の中央ペンシルバニア教区のカンカスター市の聖ヨハネ教会と姉妹教会関係を持っているが、6月11日から10日間、同姉妹教会の牧師夫妻とハナマン氏に率いられた青年たちがペレイラの教会を訪問、10日間にわたって交わりを深めた。一行はペレイラ市以外にアラサツーバの麻薬更生施設やグラサイ市の「新生農場」、アリアンサの「弓場農場」も見学した。

 

 

 

John 司祭(右より), Sr. Honamam, Sra. Rosana (牧師夫人), Sra. Cindy(牧師夫人) e Alam

                                       聖アンドレ教会青年会メンバーと交友する聖ヨハネ教会の青年たち