サンパウロ教区週報 92 - mar 2005


Nave da Catedral de Cantu・ia (Produced by Judges for Cathedral Gifts Limited)

1. 教区常置委員会開催

     

常置委員会

2月26日、サンパウロ教区常置委員会は教区センターにて会議を開き、下記のことを決議した。

1.1  Leandro Antunes Campos及び Valia Silva をシニア聖職候補生に昇格させる(ブラジル聖公会では聖職候補生は2段階に別れ、通常、神学校に進学する段階でジュニアー聖職候補生として受け入れられ、最低2年間のパーリシュでの実習を経て、聖職育成委員会の推薦を再度受け、按手が迫った時点で、シニアー聖職候補生となる)。

     

新しくシニアー聖職候補生となった二人

1.2  varo J.Antunes  Carmen A. Kawanoをジュニアー聖職候補生として、認可する。

1.3  カトリック教会のBernardino Ovelar神父を聖公会の聖職として受け入れる手続きを開始する(法憲法規上は1年間の期間が規定されているが、当教区の場合、3年間の「アングリカン神学と伝統、法憲法規、礼拝実習」の勉学が義務付けられている)。現在彼以外にももう一人のカトリック司祭が教区補修神学校で勉学している。

ベルナンヂンホ神父と新ジュニアー聖職候補生カルメン姉、アルバロ兄

1.4  ペレイラ・バレット市の日系聖アンデレ教会の牧師として、セルジオ司祭を任命する。またシニアー聖職候補生スチーブンをサントス市の諸聖徒教会に任命し、管理司祭のもと、牧会実務を行わせる。

 

     

Rev. S・gio e Candidato Stephen

 

2. コンパニオンシップ委員会

サンパウロ教区は昨年、北米中央ペンシルバニア教区と姉妹教区関係を締結したが、これに伴い、本年度の交流計画を下記に定めてた。

コンパンニオンシップ委員会

1)6月の中央ペンシルバニア教区総会に2名を派遣する。

2)両教区の大学生伝道を図るため、ペン大学のアングリカンチャプレンと大学生2名からなる調査団を5月に受け入れる。

3)8月のサンパウロ教区総会に中央ペンシルバニア教区からの代表者を受け入れる。

4)9月の同教区の婦人会総会に当教区婦人会から2名を派遣する。

5)現在、教区と教区の交流以外に、12のそれぞれの教区の教会が姉妹教会の関係を構築しているが、相互に訪問することにより、互いの実情を正しく把握し、相互に祈り合い、また交流を盛んにすることを図る。

 

3. 松尾司祭、サンパウロに一時帰国される。

 当教区退職聖職松尾常雄司祭は現在、神戸教区の徳島テモテ教会にて嘱託聖職としてお働きであるが、今回、2年ぶりに永住ビザ更新の為、サンパウロに3月1日一時帰国された。 3月16日まで当地に滞在され、諸教会を訪問される予定。

 


松尾常雄司祭