サンパウロ教区報 110 - mar・ 06
教区で最も新しい司祭 弓場師
1.
第三回アングリカン・ローマカトリック主教会議
ブラジルではARCICのブラジル支部が存在し、定期的な集まりを持っているが、それ以外に2年に一度、しれぞれの主教(司教)の
修養会を開いている。今回、サンパウロ市で第三回の主教修養会が3月1日から3日間開催された。双方より10人の主教が参加したほか、ブラジルARCICのメンバーである司祭、修道女が参加した。
参加者達 食事どきの歓談
修養会のテーマは「聖餐と宣教」及び「マリアーキリストにある恩寵と希望」(ARCIC文書)であった。カトリック、聖公会よりそれぞれ講演があった。二番目のテーマに関しては、世界ARCICのメンバーである聖公会のマラスキン博士が講演された。
2.
ブラジル聖公会主教会議をポルトアレグレで開催
ブラジル聖公会は3月8日より10日までポルトアレグレ市で定例主教会議を開催し、8人の教区主教と3人の退職主教、計11名の主教が参加した(ブラジル聖公会では退職主教も主教会に参加し、発言が可能である。但し、議決権はない)。
会議のスナップ
議題
3.
弓場万年執事、司祭按手を受ける
執事按手から38年目の弓場巌執事は3月11日、現在勤務するサンパウロ市聖ヨハネ教会で、伊東教区主教から司祭按手を受けた。
按手式には説教者として、弓場新司祭の神学校同級生のオルランド・オリヴェイラ首座主教が出席されたほか、前首座主教グラウコ主教外11人の司祭が参加された。
弓場新司祭と推薦者 司式者及び補式者
オリベイラブラジル聖公会首座主教
弓場司祭夫妻は4月から、日本聖公会事情、伝統を学ぶため聖公会神学院の協力を受け、同神学院で6ヶ月聴講生として滞在する。
4.
教区主教サンパウロ市復活教会公式訪問
現在、サンパウロ市内には定期的に日本語による礼拝を守っている教会が3教会あるが、伊東主教は3月5日、サンパウロ復活教会を公式訪問し、日本語で司式、説教した。.
左より野山司祭、金原司祭、伊東主教 礼拝後の昼食会